アメリカ西部のカントリーサイドライフ

アリゾナ州北部(コロラド、ニューメキシコがすぐそこ)に夫と猫と3人で暮らしています

【グリーンカード取得体験記】不利な状態でスタート~夫が無職の状態で申請~

こんにちは ようこです

 

今回は私の超ストレスフルだったグリーンカード取得体験記を共有します。

 

タイトルにもあるように、グリーンカードを申請するぞ!って時に

夫が諸事情で仕事を辞めて転職活動に入りました。(内心、タイミングが最悪すぎるって思ってましたがしょうがない)

そんな、後ろ盾無し&不安定な状態で私のグリーンカード申請はスタートしました。

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目次

 

 

 大まかなタイムラインとイベント

2018年6月:全書類提出(I-485, I-765)

2018年8月:書類不備で差し戻される

2018年11月:書類再提出 

2018年12月:USCISから書類が私書箱に届くが郵便局がUSCISに書類差し戻す(私気づかず)

2019年2月:USCISから書類が届くが郵便局がまた書類差し戻す(私気づかず)

2019年2月中旬:USCISから書類が届くが郵便局がまたまた書類差し戻す(私気づかず)

2019年3月:私、様子がおかしいと感じ、ここで初めてUSCISポータルにサインアップ&書類が何度も差し戻されていることに気づき、郵便局にクレーム&USCISに電話する

2019年6月:ようやくバイオメトリクスの案内届く(ただし届いたのがI-765のみ)

2019年7月:バイオメトリクス取得(I-765)

2019年8月:I-485のバイオメトリクスの案内が届く

2019年9月上旬:I-485バイオメトリクス取得

2019年9月下旬:面接の案内が届く

2019年10月上旬:面接キャンセルのお知らせが届く

2019年10月中旬:再度面接の案内が届く

2019年10月29日 面接&無事グリーンカード取得

 

書類を郵便に出した2018年6月から数えるとやく、1年と5か月ほどかかりました。時間にすると2年かかってないので日数だけ見ると大したことはない、ごく平均的な取得に日数に見えます。しかし一番取りやすいといわれるK-1ビザ(フィアンセビザ)経由にしては、まったく円滑に進まず、相当てこずりました。(私に起因することもありましたがまた別に書きます笑)トラブル続きで(書類差し戻し祭り、面接キャンセルなど)ものすごく長く感じて、日々ソワソワして、書類が差し戻されるたび落胆して、ストレスは半端なかったです。

 

提出書類

I-485(グリーンカード申請のためのフォーム)

①小切手$1225(I-485&バイオメトリクス)

②I-485申請書

③申請者パスポートのコピー

④パスポートのK-1ビザスタンプページのコピー

⑤戸籍謄本原本&英語翻訳のコピー

⑥マリッジサーティフィケイトのコピー

⑦健康診断書原本(日本で受けたもの)

⑧I-94

⑨ソーシャルセキュリティナンバーカードのコピー

I-846(扶養宣誓供述書) 

①I-846フォーム(夫分)

②1-486フォーム(義母分)

③夫のタックスリターン書類

④義母のタックスリターン書類

⑤義母の収入証明書

⑥二人分のパスポートコピー

アメリカ移住のための綿のスポンサーが提出する書類です。

当時仕事を辞めた夫は収入は一時的に途絶えたので夫と義母の二人分を提出することに 

 

I-765(労働許可証

①I-765のコピー

②パスポートのコピー

K-1ビザのコピー

④マリッジサーティフィケートのコピー

⑤I-94のコピー

 

その他

G-1145フォーム

カバーレター(こんな書類入れてますよと明記したもの)

 

当時転職活動中の夫に加えて義母にも書いてもらったI-846

 I-846は通常、アメリカ国内でスポンサーになる人が、申請者を十分に養える財力と安定した仕事を持っていますよという証明書類です。

ただし、当時夫が転職活動中で無職…

なので夫の母に頼み、彼女にも私のスポンサーになってもらいました。幸い義母には収入があり、快く引き受けてくれたので今でもとても感謝しています。

彼女がいなかったらもっと取得が遅れていたと思います。

 

 書類差し戻し祭り

 グリーンカード申請で私を疲弊させたのが、書類差し戻し祭りです。

もう、心が何度もおれそうになったことか。

1回目:書類不備による差し戻し

これは、確認してなかった私が悪いんですけどね。

義母のタックスリターンが、一昨年のものだったので、追加で送らなければ

いけませんでした。

8月に差し戻しを受けたのですが、義母もお気楽でのんびりしてるので

催促してるのに正しい書類を持ってくるのがもう遅い遅い・・・

1週間に一回催促し続け、ようやく書類をくれまいた。

最終的に提出できたのが3か月後の11月でした。

2回目~4回目:郵便局がUSCISに書類を返却

11月に追加書類を提出後、私はようやく提出できた~という安心感で、

しばらくI-485のこと忘れていました。本来だったらUSCISのポータルにサインアップして進捗を確認するのですが、そもそもそんなことも忘れていた私。爪が甘すぎますね。

 

最終提出から4か月後の2019年3月に、「あれ、音沙汰なさすぎない?」とようやく行動に移します。そこで初めてUSICSのポータルにログインしてみて書類の進捗の確認をしました。

そこで見た文字は

The Document has been returned to USCIS by UPS (郵便局がUSCISに書類を返却しました)

しかも3回

これはさすがに動揺。ぜったいバイオメトリクスの案内が入っていたのに

そこで郵便局にすかさずクレームの電話、

私「どうして私の書類、差し戻したんですか?今まで受け取ってくれてたじゃないですか」

郵便局員「あなたの名前、私書箱に登録されてないです。だから差し戻しました」

私「今まで登録無しで受け取ってくれてたじゃないですか。名前の登録が必要ならなぜそれよりも前に案内してくれなかったんですか。私なんども直接荷物を受け取ってますよね」

郵便局員「とにかくルールです。登録に来てください」←質問に答えない

 

はい、アメリカでよくある、「知らないやつが悪い」ルールです。

もう言っても無駄だったので、その日のうちに名前を登録に行きました。

 

 

バイオメトリクス取得

郵便局で夫の私書箱に名前を登録した後、USCISに電話をしバイオメトリクスの案内を送ってもらうように頼みました。

差し戻し&クレーム騒動から2か月後の2019年7月にバイオメトリクスの案内が届きました。ただそこに書いてあったのが、I-765のみ

なんでー!I-485のが重要なんですけど!

とにかく日数も近かったので車で3時間かけてアルバカーキのオフィスへ行きバイオメトリクス完了(I-765のみ)

8月に無事I-485のバイオメトリクス案内も届いたので、9月にI-485分も完了。

2つ同時にできる人がほとんどのようですが、私は別々に案内が来たのでアルバカーキ2往復もしました。本当無駄な工数でした。

でも無事に完了しました。

 

ちなみにオフィスの担当者もセキュリティもフレンドリーで、建物内もすいていてやりやすかったですよ。

 

面接の案内が来たのにすかさずキャンセルの通知

バイオメトリクスも終わり、10月初旬、Case Statusをウェブで確認すると

Interview was scheduled の文字が!

ようやくここまで来たか、と安心しました。すぐに郵送で日程の通知も届き、グリーンカード申請で初めて浮足立ちました。

 

 

と こ ろ が

 

 

数日後、メールにてUSCISより、「We have taken action on your case」の見出しが・・・

嫌な予感がし、Case statusを開くと

Interview was cancelled

 

え~ひどい…面接がキャンセルされてました。

 

 でも、グリーンカード申請予定の皆さんご安心を。あとから調べましたがよくあることみたいです。公式にキャンセルの理由は公表されていませんが、おそらく緊急で面接をしないといけない人が現れたときに順番が入れ替るなど、そんな理由みたいです。

 

で、キャンセルから2週間後に再度面接通知が届き無事当日面接を終えました。

 

結果:グリーンカードは取れた

 

グリーンカード、山あり谷ありでしたが取得できました。

当時の夫の収入面など、もう無理かも~悲観していましたが大丈夫でした。

そして、面接編。夫がまたそこでもやらかしたのでまた別記事で紹介します笑

 

見てくださってありがとうございました🎵